メトリクスとデータ活用(数値化ガイド・特性要因図・ベースライン)
F-5 KPI・測定設計 > F. 実行計画(プロジェクト) 元資料: ◆メトリクス、データ活用【第2編】(15枚)
目的・概要
◆メトリクス、データ活用
- #メトリクス・データ活用
考え方・観点
目的と目標、進み具合の関係性
- (大きな)
- 目的
- (目的に対する)やや大きな目標
- 小さな目標
- 「何を・何のために」やるのか
- 「いつまでに・どれくらい」やるのか
- 日々の進み具合や
- 達成レベルを
- どうやって見るか
- (目的に対する)やや大きな目標
- (目的に対する)やや大きな目標
- 目的:到達したいレベルや場所
- 例)目的地・富士山山頂、100歳まで生きる
- 目標:そこにたどり着くためのゴール設定
- 例)1日50km、1日一万歩、健康診断B以上
- メトリクス:ゴールに達するための行動や活動の目安(小さなゴール)
- 例)まず3キロやせる、お酒を減らす、・・
- #メトリクス・データ活用
目的・目標・数値化について
- テーマ(健康、体力増進、人生100年に関して)
- 目的は、(テーマに沿って)誰にでも伝わる「言葉で書かれた(最終)到達点」言葉>数値5-10%
- ★あなたは(テーマに対して)(最終的に)何を達成したいですか?
- 例)80歳まで元気に暮らせる体を作る
- 目標は、目的に照らした「大まかな行動」 /【KGI】・・グルーピングがミソ!言葉>数値20-30%
- ★達成したいことに対して、あなたはどんな行動をとりますか?(大まかなレベルで)
- 例)・健康診断で定期チェックする ・食事に気をつける ・頭をつかう ・趣味を持つ ・友達をふやす・・など
- メトリクスは、目的を達するための「具体的な行動と数値目標」 /【KPI】言葉<数値60-70%
- ★目的に向けて、あなたは具体的にどんな行動をとり、どの数値でその結果を確かめますか?
- 例)・健康診断→1日1万歩をまず3か月続ける、・頭を・・→月2冊本を読む、
- #メトリクス・データ活用
身近な例→品質確保における例
- 大目的:SIerとして安定した提供品質を確保する
- <中骨>
- ① お客様やプロジェクトの特性を整理する
- ② 基準づくりのためのデータを収集する
- ③ 品質のよしあしを判断する基準をつくる
- ④ お客様が実現したい内容(要求)を正しくとらえる
- ⑤ 要求に沿った段階・工程ごとのチェック項目を整備する
- ⑥ 出荷後も含めた、統合的な品質と顧客満足を可視化する
- #メトリクス・データ活用
目的・目標を伴った数値化ガイド
- #メトリクス・データ活用
曖昧ワードと目標値設定について
- #メトリクス・データ活用
システム開発における特性要因図
- システム開発に関する特性要因を下記に示す
- 人(Man)
- 方法(Method)
- 機械・ツール(Machine)
- 環境(Mother Nature / Management)
- 測定(Measurement)
- 材料(Material / Requirements)
- キー担当者の不在時リスク
- リソース不足による検証時間の圧縮
- 品質基準・合格条件の定義不足
- リスク対応計画が未整備
- バグ管理ツールの活用不足
- 品質検証環境と本番環境の差異
- 外注先の品質管理体制が不透明
- 他部署やベンダー間の品質認識のずれ
- 不具合管理指標の不徹底(重大度の判断が曖昧)
- レポート更新の遅れによる判断ミス
- 要件の不安定さ(変更頻発による品質劣化)
- 外部仕様・API定義の曖昧さによる不具合発生
- システムを計画通りにリリースする
- 品質ゲートの曖昧さ(レビュー・承認が形骸化)
- テスト工程の遅れ/形式的な消化
- テスト自動化ツールの未導入/未整備
- 静的解析/コード品質チェックの不足
- 品質意識の差(レビュー基準の理解不足)
- テストスキル不足(テスト設計が属人化)
- 品質レビューのフィードバックが活用されない
- テストデータの不足/不備
- マネジメント層の品質レビュー不参加
- 品質KPI(不具合収束率、テスト網羅率)の未設定
- セキュリティ要件が後追いで追加
- 品質より納期優先の文化
- ※骨は6Mで構成を行い、やや品質要素に力点を置いて抽出した
- #メトリクス・データ活用
6Mについて
- 6Mは、フィッシュボーン図(特性要因図)を使う際によく使われる、原因を網羅的に整理するためのフレームワーク。6Mを使うことで、「人だけ」や「ツールだけ」といった偏りを防ぎ、原因を多角的に洗い出すことができる
- 製造業発祥であるが、システム開発に当てはめても「Man=開発者」「Material=要件やデータ」「Machine=開発ツール」といった形で置き換え可能。品質管理の場面では、不具合や遅延の原因がどのMに偏っているかを整理するのに役立つ | 6Mの構成要素 | 例示 | | --- | --- | | 1. Man(人):人材・スキル・役割・モチベーションに関わる要因 | 例:担当者の経験不足、教育不足、リソース不足、属人化 | | 2. Method(方法):作業の進め方・手順・プロセスの適切さ | 例:レビュー手順が曖昧、テスト計画不足、リスク管理の形骸化 | | 3. Machine(機械・設備・ツール):使用する機器やシステム、開発ツールの状態や整備状況 | 例:開発環境の不安定さ、自動化不足、バージョン管理の不徹底 | | 4. Material(材料 / インプット):材料や入力情報、要件やデータの質 | 例:要件が曖昧、仕様変更が頻発、テストデータ不足 | | 5. Measurement(測定):品質管理・進捗管理の測定指標やチェック体制 | 例:KPI未設定、進捗報告が遅い、品質基準が不明確 | | 6. Mother Nature(環境 / Management):外部環境や組織文化、経営方針など | 例:経営層の意思決定の遅れ、部署間調整不足、外注管理の不備 |
ソフトウェアデータ白書・メトリクス要素の関係性
- #メトリクス・データ活用
メトリクス情報・入出力の関係図
- (既存)
- 維持管理情報
- (終了時)
- PJ属性
- 基本設計
- 終了時点
- で明確に
- なるはず
- (新規)
- 契約時
- (終了時)
- メトリクスデータ
- 更新
- (終了時)
- 属性付加情報
- 参照→取り込み
- ※年1回
- ・・計画チームが更新(?)
- (QUX)
- PJ属性
- マスタ
- システム
- 基本情報
- 参照→取り込み
- #メトリクス・データ活用
メトリクス1レコードの持ち方
- PJ(親)
- PJ(子)
- PJ分析用レコード
- PJ(親)
- PJ(子)
- PJ(子)
- PJ(子)
- ★データ利活用の想定
- ← ポイントは、ほしい切り口で
- このレコードが分割できているか
- 特性別
- サブシステム別
- 部門別
- 人別?
- 分析
- モデル化
- メトリクス利活用の目的に依存するが、
- レコードイメージとして望ましいのは、
- 品質や生産性を左右する単位
- (=私の見解は「チーム」)
- で1レコードのメトリクス情報が
- 作られることと思っています
- #メトリクス・データ活用
ベースラインと生成する指標のイメージ
- システム化計画
- 要件定義
- ベースライン
- 実績管理
- 基本設計
- 詳細設計
- 製造UT
- ITaITb
- ST
- UAT
- C/O
- 要求数
- 現状課題,企画案
- RFP, Mtg, Q&Aなど
- 仕様書, Mtg, Q&Aなど
- 要件数
- 機能数(テーブル、処理)、パターン数
- 機能
- 非機能数(性能、互換性、使用性、信頼性、セキュリティー、保守性、移植性)
- 品質
- 必要資源(ハードウェア(サーバー・ネットワーク)、実装アプリ、パッケージ)
- 技術
- Page数、章立て、文字数、etc.
- 成果物
- Input
- Evidence
- メール, 課題表, 各種台帳等
- 指標設定
- 要件定義書
- 外部設計書試験仕様書
- ↓計画に利用
- この解像度が粗いと交渉、進捗・品質判定が難航する
- ◆計画の精緻化→ ◆指標設定→ ◆実績管理
- 契約書/前提条件
- Output
- 要求仕様書
- 内部設計書
- 試験仕様書
- プログラム,テスト報告
- テスト報告
- テスト報告
- 工数、役割別要員数、要員コスト、リスク費用、etc.
- ◆開発前提の明確化 → ◆開発規模、技術・品質要件の把握(数値化)
- ■ 外部設計の品質判定の例 → ドキュメントPage数/機能数 : 設計書密度の妥当性 → レビュー時間/機能数 : レビュー時間の妥当性 → 指摘数/機能数 : 指摘の十分性(指摘種別により妥当性) → データ機能数/処理機能数 : テーブル定義の十分性 ・・など
- ※ 規模(機能)に対するPage数が妥当と判断できれば、 「指摘数/ドキュメントPage数」 という指標も有効
- ■ 内部設計以降の見通しの例 → 工数予測、リスク予測、コスト算定 → スケジュールの妥当性判断 → 品質計画、テスト設計 → 成果物の妥当性判定 ・・など
- ブレにくいレベルで計測
ベースライン×実測による可視化の例(1)
- 出典: IPA/SEC ソフトウェア開発データが語るメッセージ「設計レビュー・要件定義強化のススメ」
ベースライン×実測による可視化の例(2)
- 出典: IPA/SEC ソフトウェア開発データが語るメッセージ「設計レビュー・要件定義強化のススメ」
ベースライン×実測による可視化の例(3)
- 出典: IPA/SEC ソフトウェア開発データが語るメッセージ「設計レビュー・要件定義強化のススメ」
イメージ図
手順・進め方
手法・理論
定量データが少ない段階でモデル構築を進めるやり方
- データ標本数が少ない段階では、見たい状態を想定し、仮説をたて、仮想モデルを構築することで、現場のニーズに応えていくことが現実的な進め方
- #メトリクス・データ活用
- 何の傾向が
- 見たいか?
- (例)
- 品質
- 生産性
- コスト
- 期間
- の適切性
- 過去のデータ
- 収集
- 分析
- モデル化
- 仮説を
- たてる
- 2次データ
- 仮想モデル
- 構築
- 十分性に
- 課題
- 計測と収集データの
- 構築と改善
- データを使い
- 品質・効率
- の改善、
- コストやリソース
- の最適化に
- 持続的に
- 活かす
- 信頼性に
- 課題
- 改善事項
- 見たい切り口の
- 提供
- 素早くフィードバック
- ← 中長期的に分析・モデル化を進める →
- ↑重要なのはここ
- 見せ方
- を工夫
- ←検証を進めつつ,短期ニーズにも応じる→

