ガバナンス・マネジメントの目的とCOE設計(目的・組織間関係・COE機能・GvM概念)
E-1 ガバナンス設計 > E. 企画・全体管理(ガバナンス、KGI-KPI) 元資料: ◆大規模プロジェクトに効くガバナンス・マネジメント 前半(9枚)
目的・概要
考え方・観点
ガバナンス・マネジメントの目的
- 会社が大きく/組織が複雑になる程、事業遂行における関係者(*1) 間の溝は大きく、深くなる傾向がある
- ガバナンスマネジメントは、組織全体でこの溝を解消し、将来起こる問題(リスク)を極小化する統合的、かつ包括的な取り組み
- 具体的な活動は多岐に渡りますが、関係者間のコミュニケーションを活性化し、情報連携、意思決定を促進することで、特に大規模・複数プロジェクト・施策の成功確率を上げることがガバナンスマネジメントのねらい
- 企業内のPMO活動と比較されるケースが多いが、経営と一体となり、定量化・可視化を伴う仕組みに落とし込んで、収益の再現性を確保し、活動の定着→持続につなげることが大きな違い
- (*1) 経営層、ミドルマネジメント、現場プロジェクト、顧客、ベンダー、VCなど
組織間の関係構築
- 会社・・
- 健全な収益を生む体質
- 事業部門・・
- お客様のご要望に応える
- 技術力、品質、サービス
- 管理部門・・
- 安定収益に貢献するための
- 仕組み化、信頼性確保、効率化
- 営業
- 総務
- 人事
- 経理
- 知財
- 組織戦略
- 品質戦略
- 情報保護
- 技術戦略
- ブランド
- 戦略
- 社会貢献
- 環境活動
- コンプライアンス
- 内部統制
- 人材戦略
- 品質
- 役員会
- 委員会
- 広報
- 法務
- 事業部
- 事業部
- 財務
- 戦略と方針の企画・設計・策定、各部門の役割と責任の明確化、連携計画を実施し、溝をなくす
- 組織により事業部門に含まれる場合あり
- プロジェクトは
- たいていこの辺
- 支援組織は
- この辺
- は 各関係者間 の溝を示す
ガバナンスマネジメント・イメージ図
- 顧客
- 既存
- 新規
- 潜在
- 要望
- 不満
- タネ
- 経営
- 企画
- マーケ
- 営業
- 解釈
- 企画
- 方針
- 販売
- 計画
- 調達
- 見積り
- CS
- 広報
- 開発
- 保守
- 運用
- MGR
- PM
- 技術
- 見積り
- 要件
- 定義
- 設計
- 製造
- テスト
- PRJ
- 計画
- 満足度
- 品質
- 収益性
- 効率性
- ガバナンス
- 技術
- PM
- MGR
- 保守
- 運用
- サポート
- は 各関係者間 の溝を示す
COE機能の例
- 診る
- (品質など)
- 共通化する
- (標準化など)
- 正す
- (PMOなど)
- 業務を動かす
- 目指す姿
- COE:Center Of Excellence
- ガバナンス
- 外部の知恵
- 外部の実働
- インソース
- アウトソース
プロジェクトや施策におけるGvMの意味
- ガバナンスマネジメント(GvM)は、
- 個々の組織における重点施策に深く関与する
- 目指す戦略に照らし、横串・縦串での可視化、連携を行う
- 進むべき方向・方針の明示や対策についての示唆を行う
- などのアクションをとることで、
- 戦略実行における重要課題、リスクに対処できること がその存在意義です
- ※下記スライドの内容もGvMに深く関連
私たちはひとつの大きな船に乗っている-①客船
- 船の乗組員の主な構成と役割
- 職員(オフィサー)
- 主に海技士免許(海技免状)という国家資格を持つ、
- 専門的な知識と技術を要する乗組員。船の運航や管理の 責任を負う。
- 船長 (Captain)
- 航海士 (Deck Officer)・・一等、二等、三等
- 機関長 (Chief Engineer)
- 機関士 (Marine Engineer)・・一等、二等、三等
- 通信長・通信士 (Radio Officer)
- 部員(クルー)
- 職員の指示に従い、船内の様々な実務を担当する乗組員。 資格がなくても就ける職種もあるが、経験やスキルに応じて 昇進することもあり。
- 甲板員 (Able-Bodied Seaman/Deckhand)
- 甲板長 (Bosun)
- 機関員 (Oiler/Wiper)
- 司厨員 (Steward/Cook)
- 司厨長 (Chief Cook/Caterer)
- 事務部員 (Clerk)
- 乗員(お客様やサービス従事者)
- 客船の場合、旅行を楽しむお客様や、そのお客様にサービス を提供するサービス従事者が乗船している。
私たちはひとつの大きな船に乗っている-②ビジネス
- 多くの企業経営に見られるインパクトの大きな課題
- ●知的創造に関心がない ←知的価値より金
- ●社会や人類の発展に関心がない ←自分たちだけ よければいい
- ●IR情報は数字中心で、状態や傾向を客観的に見る 共通基盤がない
- ●経営指標は一般的に意味が伝わりにくい /管理会計よりのROICはまだあまり普及していない
- ●戦略は長期がない/事業や部門間に溝がある /中計依存
- ●投資対効果は投資前だけで途中や結果が見えてい ない/そもそも定量的に計測する術がない/複数 施策のつながりや比較ができない
- ●実行管理は統一した見方や、複数案件を横断した 見方ができていない/問題や遅れが表面化するのが 遅い/対策が後手になりがち・・プロジェクト管理で 一般的に注視されるのは進捗やスケジュール →進捗は結果情報のため、遅れが出始めてから手を 打つのでは遅い(特に大規模プロジェクト)
私たちはひとつの大きな船に乗っている-③ASIの未来
- ?
- 注)ASI(人工超知能)とは、AGI(人工汎用知能)がさらに進化したもので、人間の知能をはるかに超えた人工知能
全体を鳥瞰する 「ガバナンス思考」 が重要!!
- 水平軸は「戦略策定と実行」、垂直軸は「経営視点での効果創出」の観点
- バリューチェーンも
- 企業経営全体
- から見れば一部

